ハーレーのファミリーってどういう意味?

ファミリーとは
ハーレーはフレーム、エンジン、サスペンション、特性などによって色々な種類(ファミリー)に区別されとる。
ファミリーと呼ぶと何のことか分かりづらいかもしれんけど、ハーレーの中にはファミリーっちゅうおっきな種類があって、その中に各モデルがあると覚えとくといいやろう。
最初、ハーレーにはスポーツスター、ダイナ、ソフテイル、ツーリング、VRSC(V-ROD)の5つのファミリーがあった。
2014年にストリートファミリーとトライクファミリーが登場し、2018年にダイナとソフテイルが統合されたことで、ラインナップからダイナが消えとる。
現在はストリート、スポーツスター、ソフテイル、ツーリング、VRSC(V-ROD)、トライクの6つのファミリーってなってん。
車種の見分け方
ハーレーの場合、「FLHC」「XLCH」「FXWG」などアルファベットが無差別に並んどるので、日本人が見たらさっぱり意味がわからんと思う。
せやけど実は理解できとるって他メーカーよりも分かりやすかったりする。
まず前提としてハーレーはビッグツインエンジン、スポーツスターエンジンの二種類をつこぉとる。この場合、水冷は除くので注意。
そこからアルファベットの並びで、分類できるのや。
頭文字がFL
典型的なハーレーらしいモデルや。
前後16インチのファットタイヤに、ビッグツインカムエンジンが特徴。おっきなハーレーは大概これで、ターミネーター2でシュワちゃんが乗っとったものもこのFL系や。
頭文字がXL
スポーツスターがこれや。シリンダーに沿うように並んだプッシュロッドとミッションが一体型となっとる長いクランクケースが特徴。
スポーツモデルなのでハーレーの中でも全体的に軽量でコンパクトになっとる。
頭文字がFX
FLをベースにXLのフロントとあわせたようなモデルや。FLと同じビッグツインエンジンやけど、フロントが19~21インチホイールになっとるのが特徴。
バリエーションのアルファベット
大雑把に分類するとこんな感じになる。さらにバリエーションのアルファベットがつく。
・STまたはソフテイルはサスペンションを隠したフレームの総称。
・Dまたはダイナはビッグツイン特有のフレーム表記。
・Bはブラックやバッドボーイっちゅう意味。
・Cはカスタムやクラシックっちゅう意味。
・Fはファットボーイで、太いタイヤっちゅう意味。
・Hはハイコンプレッション(高圧縮比)またはホット、ハガースタイルっちゅう意味。
・Nはナイトスター。
・Rはロードレーサーかレーサーっちゅう意味。
・Sはスポーツ。
・Tはツアーやツーリングっちゅう意味。
・Lは車体やシート高がローっちゅう意味。
頭文字の後に続くアルファベットでどういう意味が分かるようになっとるわけや。