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ダイナファミリーについて

ハーレーの中でも、ダイナファミリーは一時代を築いた存在として根強い人気を持っとるモデルや。
クラシックな見た目にラバーマウントエンジンの快適さを合わせ持ったスタイルで、今もファンが多いのも頷けるところやな。
ここではダイナファミリーの特徴、乗り心地、そして他のファミリーとの違いについて紹介していくで。

ダイナってどんなバイクなん?

ダイナファミリーは1991年に誕生したモデル群で、元をたどると1970年代のFXスーパーグライドまでさかのぼれるんや。
特徴としては、ビッグツインエンジンをラバーマウントで載せて、スポーツスターのようなフレーム構成にしてる点やな。
この構造によって、振動をほどよく抑えつつ、ハーレーらしい鼓動感もちゃんと残してある。
エンジンは時期によって違うけど、ツインカム88、96、103あたりが代表的で、どれもトルクの太さと独特のサウンドが魅力や。

あと、ダイナはリアサスがツインショックになっとって、いわゆる“昔ながらのオートバイ”っぽい見た目を残しとる。
これがカスタムの自由度を高めとって、チョッパー系からクラブスタイルまで幅広いスタイルに対応できるんやな。
見た目よし、いじりやすさよしで、旧車にしては扱いやすい一台やと言えるやろう。

乗り心地って実際どうなん?

ダイナの乗り味は、まさに“ハーレーらしいけど疲れにくい”って感じやな。
ラバーマウント構造の恩恵で、エンジンの振動が直接体に響いてこん分、長時間乗っても体に優しい。
ツーリングに出かけても疲労感がマイルドやから、「鼓動は味わいたいけど乗り心地もほしい」ちゅう人にはぴったりやろう。

リアのツインショックサスペンションは、段差でのショック吸収もそれなりに効いてくれるし、走ってて不安になるような感じはあらへん。
もちろんソフテイルなんかと比べると硬めやけど、それが逆に“地面を蹴って走ってる”感覚を強くしてくれるんやな。
街乗りから高速、峠道までそつなくこなすバランス型で、クセのないフィーリングが長く付き合える理由になっとるんちゃうか。

他のファミリーとはどこが違うん?

ダイナとよう比較されるんがソフテイルファミリーやな。
ソフテイルはリアショックを隠してリジッド風に見せとる構造で、よりスッキリしたシルエットが特徴や。
一方でダイナはショックが外に出とって、クラシックなバイクらしさが全面に出とるんやな。
見た目の好みで分かれるけど、カスタムしやすさではダイナに軍配が上がる場面も多いんやで。

あと大きいのが、現行モデルに“ダイナ”というカテゴリが存在せえへんってことや。
2018年以降、ダイナはソフテイルと統合されてもうたから、新車で選ぶならソフテイル一択になってまう。
せやけど、それでもなお「昔のダイナがええ」「あの揺れ具合が好き」って人が多くて、中古市場でも高値をキープしとるくらいや。

機械としての素直さ、いじりやすさ、乗り味のバランス。どれをとっても“ちょい前のハーレー”の魅力が詰まったファミリーやと言えるで。

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