ハーレーの盗難対策はしっかりやっとる?

年々減少しとるバイクの盗難
警視庁が発表しとるバイクの盗難件数は年々下がっており、2021年は7,659件と2017年の20,184件に比べて半分以上減っとる。
年 | 認知件数 |
---|---|
2021 | 7,569 |
2020 | 9,018 |
2019 | 11,255 |
2018 | 15,292 |
2017 | 20,184 |
減少しとる要因としてはバイク本体の盗難対策が向上しとるっても言えるやろう。
とはいっても油断大敵。
盗難対策が向上すれば、盗難する側の対策もアップデートされる。
なので常に最新の盗難対策を施すことが重要といえるはずや。
ハーレーオーナーの中には、一応、純正のイボミライザーだけつけとるなどセキュリティに関して無頓着な人が少なくない。
中には原付ならまだしもハーレーはへちられるん?って聞かれたこともある。
正味、耳を疑うし、どんだけ運がよかったのや、と。
窃盗団は高価なハーレーを狙ぉとる
このハーレーオーナーは極めて珍しいと思う。ガレージに置いとるっていっとったさかい、窃盗団に見つかりにくかったのやろうな。
確かにハーレーを乗り逃げしようとするような奴はようけないやろう。あないにデカいバイクに乗っとったら目立つはずや。
せやけど、プロの窃盗団はちゃう。盗めると思うたら5分もあれば手際よくハーレーを持っていうてまう。
ボルトカッターや油圧カッターによって、簡単にセキュリティロックを切断して まうからや。
せやさかいこそ、対策が必要っちゅうわけ。
まず、へちるのに手間がかかると思わせれば勝ちなのや。やから、可能な限りセキュリティロックをつけることが好ましいといえる。
窃盗犯はセキュリティロックを切断する際、全身をつことる。そら力が入るから。相当頑丈なセキュリティロックであっても切られてしまうのはそのため。
せやさかい、セキュリティロックをつける場合、力を込められへんように地面から浮かすことが重要になる。
50cmほど浮かして垂らさへんようにするといいやろう。地球ロックは大切やけど、地面についとる状態だと意味がないので注意。
電動の油圧カッター対策はどうしたらええのかっちゅうと、知識として覚えてほしいのが充電式の場合、直径・幅16mmのセキュリティロックなら破壊が可能なのや。
ほんで、直径・幅20㎜以上のセキュリティロックを破壊するには充電タイプやのうて、コンセントから電源が必要な油圧カッターになる。
せやさかい、直径・幅20mm以上のセキュリティロックを使い、コンセントが近くにない場所に停めるようにしよか。
盗難対策について解説したけど、絶対にへちられへんっちゅう方法はないと思うてええやろう。
油圧カッターの性能も向上していくので、今は大丈夫でも最新モデルだと切断できるようになっとるかもしれへんからや。
定期的に見直して愛車を守っていこう。