車体の印象を大きく変えるペイントカスタム
パーツを交換するんもカスタムの醍醐味やけど、一番ガラッと愛車の雰囲気を変えたいんやったら、やっぱりオールペンに勝るもんはないで。
人間で言うたら、服を着替えるどころか、髪型も顔つきも全部変えるくらいのインパクトがある。
タンクやフェンダーの色が変わるだけで、「あれ?バイク買い替えたん?」って聞かれるくらい、別の乗り物に生まれ変わるんや。
今回は、そんなペイントカスタムの中でも、代表的なスタイルの特徴と、どんなカスタムに向いとるかを解説していくで。
渋さと硬派の極み「ソリッドカラー」
まずは基本中の基本、ソリッドカラーや。これはメタリックが入ってない、単色の塗料のことな。
「単色って地味ちゃうん?」思うかもしれんけど、甘いな。
ソリッドの黒や、くすんだグレー、クリーム色なんかは、バイクが本来持っとる鉄の質感や造形美を一番引き立ててくれるんや。
向いてるスタイル
- ボバースタイル:無駄を削ぎ落としたスタイルには、余計な装飾のないソリッドが似合う。
- オールドスクール:ヴィンテージハーレーなんかは、当時の純正色のようなレトロなソリッドカラーが最高に渋い。
- マット(艶消し):艶を消したソリッドブラック(デニムブラック)は、ワルっぽくてモダンな雰囲気になるで。
太陽の下で主役になれる「メタルフレーク」
次は対照的にド派手なメタルフレークや。塗料の中に、金属の粉(フレーク)を混ぜて吹き付ける手法な。
粒の大きさによって、細かいキラキラから、ギラギラした大粒のラメまで調整できる。
その上から透明な色の層を重ねると、まるで飴玉みたいに深みがあって、吸い込まれそうな奥行きが出るんや。
向いてるスタイル
- 70s チョッパースタイル:映画『イージー・ライダー』の時代みたいな、サイケデリックで自由な空気感を出したいならこれ一択や。
- ニュースクール:大径ホイールを履いたバガースタイルなんかでも、ボディのデカさを活かしたキャンディーペイントは圧巻やで。
夏の日差しの下で走ったら、間違いなくその道路の主役になれる輝きや。
世界に一つの筆入れ「ピンストライプ」
最後は、塗装というよりはアートに近いピンストライプや。
これは筆一本で、フリーハンドで幾何学模様や文字を描いていく職人技や。
タンクの上とかフェンダーの先に、サラサラッとラインを入れるだけで、車体が引き締まって見えるし、何より「世界に一つだけ」のオリジナル感が出る。
向いてるスタイル
- どんなスタイルでもOK:ソリッドカラーのタンクにワンポイントで入れるも良し、ヘルメットに入れるも良し。
- カスタムの第一歩に:オールペンする金はないけど、なんか個性を出したいっちゅう時に、イベントなんかでプロのピンストライパーに入れてもらうんがおすすめや。
ペイントは決して安くないカスタムやけど、完成して納車された時の感動は、何にも代えがたいもんがある。
自分の頭の中にあるイメージを、プロのペインターにぶつけて、世界に一台だけの愛車を作り上げる。
これぞカスタムの終着点であり、一番の泥沼やかもしれんな!




