ハーレーの新しいカスタムスタイル「ネイクドバガー」

ハーレーカスタムに新しいスタイルが登場。それが「ネイクドバガー」や。
ネイクドバガーはカスタムショップの「EPIC MOTO」がツーリングモデルをストリップにしぃ、走りに振ったモデルのこと。
どんなカスタムなのか今回紹介したいと思う。
そもそもハガーってどんなスタイル?
そもそもハガー(Bagger)とは、ハーレーの王道ともいえるツーリング系モデルをベースにしたカスタムスタイルのひとつ。
2000年代のはじめごろ、ツーリング系モデルの車体をローダウンしつつ、大径ホイールを履かせたカスタムなのや。
そこから、色々な形に進化していくねやけど、基本的にバニアケースを装着したカスタムスタイルをバガーと呼ばれとる。
ネイクドバガーとは
ネイクドとはいわゆるネイキッド(裸)ちゅうことで、カウルや外装類を取り払ってエンジンむき出しのバイクに使われる用語のこと。
バガースタイルのアイデンティティといえるバガーをあえて外しぃ、走りに特化したカスタムを指す。
ツーリング系モデルを自分でカスタムした人なら、気づいとるかもしれへんけど、ストリップにすると圧倒的な大きさで迫力があるのや。
「これがバガー?」と感じるかもしれへんが、ツーリング系モデルをストリップさせるのはアメリカ人らしい発想といえるのでは。
最初のネイクドバガー
アメリカ・フロリダ州タンパを本拠地とするカスタムビルダーやで「DropKick Customs」が、カスタムしたバイクがネイクドバガーの先駆けといわれとる。
2017年のロードキングをベースに外装類を取っ払い、ネイクドさせたもんや。
フロントカウルをはじめ、サイドカバーヤリアカウルはレーシーなデザインに換装。エンジンや足回りなども走りに特化したチューンが行われとる。
製作コストは50,000ドル(約640万円)もかけとることから、めちゃくちゃ気合が入った一台といえるやろう。
ネイクドカバーのカスタムパーツ
DropKick Customsでは、2009年以降のツーリングモデルにボルトオンであうキットを3種類発売しとる。
リア周りのパーツがすべてキットされとるスターターキットは、サブフレームにリアカウル、サイドカバー、リアサスなどが含まれたもんや。
簡単にネイクドバガーに変えられて、ノーマルに戻すことも可能っちゅうわけ。
ステージ2キットになると、スターターキットに加えフロントカウル、ヘッドライト、フロントフェンダー、チンスポイラーなどがキット化されとる。
日本でも代理店を通してカスタムパーツを購入できるので、興味のある人は一度見てみるといいやろう。