乗りやすくするためのカスタム術

ハーレーは大型バイクなので、乗りたくても足つきや取り回しが心配という人は多いと思う。
また、すでにハーレーに乗っているけど、足つきが悪かったり、取り回しがしづらかったりで、この先も乗り続けられるのか不安な人もいるだろう。
そのような人でも乗りやすくなるカスタム方法を紹介しよう。
身長150cmの女性でもハーレーを乗りこなしている人もいるので、ハーレーを諦めなくても大丈夫。
これから購入を考えている人は納車前にカスタムしてもらうことで、納車後から快適な状態でライディングできるだろう。
車高を低く
ハーレーに乗って一番不安なのが足つきの悪さだろう。信号待ちで止まろうとして立ちゴケは、しばしば見られる。
足をしっかりと着けられれば、いざという時にも踏ん張りやすく立ちゴケの心配もなくなるし、Uターンもしやすくなる。
車高を落とすカスタムのローダウンはおすすめだ。重心が低くなるので、真っすぐ走る場合も安定感が増す。
ローダウンは自分でのカスタムは難しいので、ディーラーやカスタムショップに対応してもらうといいだろう。
車種にもよるが3時間ほどの作業で終わるので、その日のうちにバイクを持って帰れる。
マフラーステーやサイドスタンドなど簡単に擦ってしまう、サスペンション能力の低下によって乗り心地が硬くなるというデメリットがあるので、そこら辺も考えてカスタムするといいだろう。
シートを薄くして足つきをよくする
ハーレーのノーマルシートは幅が広いため、小柄な人の場合、跨っているだけで疲れることもある。
シートを薄くして、足つきを良くするという方法があるのだ。シートの種類は豊富にあるので、愛車にあった形やカラーを選ぶといいだろう。
シートを薄くするとクッション性が犠牲になってしまうので、長距離のツーリングが辛くなるデメリットがあるので、薄くてもクッション性のあるシートを選びたい。
ポジションを調整する
シートを変えた場合、ハンドルとの距離感が多少変わってくる。もしも、ノーマルハンドルが乗りづらいという場合、ハンドル交換もおすすめだ。
シートとステップ、ハンドルがライディングポジションを決める。自分にとって乗りやすいポジションで快適に走ることは安全にもつながるのだ。
ハンドルはライディングポジション以外にも、ハーレーを押し歩きする場合にも重要なパーツなので、その両方を考えて選ぶといい。
疲労軽減につながるパーツ交換
ハーレーの車体の大きさや重さは、最初誰でも驚くと思う。そして、実際に乗ってみて驚くことはクラッチの重さじゃないかな。
握力がないとクラッチ操作に必死で10分も乗っていると左手が痛くなると思う。そんな辛さを解消するのがクラッチ軽量化のパーツだ。
クラッチを軽量化して少しの力で握れるようにすれば、運転がとても楽になるだろう。